大島・紬にいて│大阪 船場の京染高級呉服卸「加藤商店」

大島・紬にいて

大島紬

本場大島紬は、奄美大島の本場奄美大島紬・鹿児島の本場大島紬(宮崎県でも生産してます)があります。絣の細かさにマルキという単位があり、価格もマルキによって変わってきます。種類はいくつかありますが、最近では7マルキ、9マルキ、12マルキが一般的だとおもいます。数が大きいほどお値段も高くなります。しかし、柄や染め色の入れ具合でも違いがあるので、一概には言えません。染めも泥染や泥藍染、草木染などがあり化学染料で染めあげた物より高価です。


ラベル(本場大島紬には必ず付いてます)ラベルは必ず確かめてください。本場大島紬は通産大臣より指定された伝統的工芸品です。
必ず通産大臣指定伝統的工芸品のシールと、下記の物が貼られています。
  • 奄美大島産には、本場奄美大島紬検査之証:地球印マークと純泥染には純泥染の登録証紙、草木泥染には草木泥染の登録証紙の3種類の証紙が貼られます。
  • 鹿児島本場大島産には、本場大島紬検査之証:旗印(日本国旗のマーク)の2種類の証紙が貼られます。

【注意:割り印やパンチの穴も確認してください。】

ラベルの例
奄美大島紬
  • 左から:通産大臣指定伝統的工芸品のシール(金色)
  • 純泥染の登録証紙のシール(青色)
  • 本場奄美大島紬検査之証のシール(地球印)
鹿児島産大島紬
  • 右から:通産大臣指定伝統的工芸品のシール(金色)
  • 本場大島紬検査之証のシール(旗印)
  • 後は染の種類のシールが貼っている事もあります。

 

結城紬

本場結城紬は、茨城県結城市を中心に栃木県小山市の鬼怒川の周辺で生産されています。結城紬の場合は80亀甲絣、100亀甲絣、120亀甲絣、160亀甲絣などあり数が大きくなるほど高価になります。しかし、柄や色などのによって価格が大きく変わります。

ラベル(本場結城紬には必ず付いてます)本場結城紬は国の重要無形文化財国の伝統的工芸品です。必ず4種類の証紙が貼られてます。

  • のマーク:本場結城紬卸商協同組合の登録
  • 重要無形文化財指定:結城紬技術保存会の登録
  • 重要無形文化財指定:眞絹手紬糸100%の登録
  • 重要無形文化財の検査之証:合格マーク

【注意:絣のみや無地などの場合には異なります。】

※以上をお確かめの上お買い求め下さい。